ちゃんと休める職場に転職するためには、有給休暇についてもチェックする必要があります。
有給休暇とは給与が発生する休暇のことです。
正社員はもちろん、非正規社員も付与することが法律で決められています。
有給休暇は業務に支障が出る場合を除いて社員の好きな日に取ることができ、本来は取得理由も自由です。
取得理由の記入欄がある場合は私用と書いて問題ないでしょう。
しかし職場の雰囲気で取得しづらいこともあります。
そのため転職前に求人や企業の採用ページで有給休暇取得率を確認することをおすすめします。
有給休暇が付与されるのは、雇入れ日から半年後です。
その半年の間、8割以上出勤している場合、必ず付与しなければなりません。
企業によっては半年よりも前に有給休暇が付与されることもあります。
また付与される有給の日数は、週の労働日数・勤務時間、それと勤続年数によって違いがあります。
例えば週5日以上もしくは週30時間以上働いている場合は、半年後に10日の有給休暇が付与されます。
有給が付与された日から1年経つと11日付与され、そこから1年経つと12日、さらに1年経つと14日というように、勤務年数によって有給休暇の日数も増加。
雇入れ日から6年半経過すれば20日の有給休暇が付き、以降は毎年20日付与されます。
また使わなかった有給休暇は繰越も可能ですが、付与されてから2年が経過すると時効となり消滅してしまいます。
消滅してしまう前に計画的に使っていきましょう。